■サイトトップ  ■会社概要  ■事業内容  ■採用情報  ■メルマガ

過去のメールマガジン

中小企業経営者のための
サルでもわかる」やさしい
IT・情報システム用語解説


中小企業経営者のためにIT・情報システム用語をやさしく解説します。

2005年4月5日〜2006年5月16日 発行

目次

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

中小企業経営者のための
「サルでもわかる」やさしいIT・情報システム用語解説

第 13 号(2005/7/5)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

こんにちは、インフォバリューの福島です。
今回は、「MRP」についてです。

■今日の用語■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
MRP(Material Requirements Planning)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□(>_<)小難しい定義 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

資材所要量計画と訳す。生産計画に従い、必要な材料を、必要な時に、必要
な量だけ、コンピュータを使用して資材の所要量を算出する生産管理体系。
製品を構成する部品間の独立・従属関係を規定したストラクチャー部品表が
使用され、複雑な計算を要するためコンピュータシステムにより管理される。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□(^_^)やさしい解説 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━ MRP自体はITとは関係ない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前回のERP(→第12回)と同じく、MRPの「P」は「Program(→第9回)」
でもなく、「Package(→第11回)でもありません。「Planning」、すな
わち、「計画」です。

よって、MRPもそれ自体、「IT用語」というわけではなく、生産管理用語で、
日本語訳の通り資材の所要量を計画することです。しかし、通常、コンピュ
ータシステムなしでは実現は不可能に近いので、MRPといえば、それを実現
しているコンピュータシステムそのものを指します。SCM(→第1回)なん
かもそうでしたね。

ここでも、MRPがコンピュータシステムであることを前提としてお話ししま
す。

━━ 押し出し方式と引っ張り方式 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

製造業の方はご存じだと思いますが、モノの流れに注目して生産指示方式を
2つに分けると、押し出し方式と引っ張り方式に分かれます。

引っ張り方式は、トヨタ型生産方式に代表されるジャスと・イン・タイム
(JIT)、すなわち、「かんばん方式」が有名です。これは、後工程(最終
的には消費者)が必要とする分だけ生産し(後工程が引っ張る)、在庫を極
小化する生産システムであり、SCMの元になる考え方でした。

それに対して、押し出し方式は、前の工程から押し出す方式であり、最終製
品の生産計画を元に、部品表と在庫情報から必要な部品の量や発注時期を割
り出すMRPが代表的な生産システムです。

━━ ストラクチャー部品表 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

部品表には「ストラクチャー部品表」と呼ばれる下記のようなツリー型の部
品表が使用されます。


┌───┼───┐
a(1) b(2) c(1)
┌─┴─┐ ┌─┴─┐
b(1) c(2) b(1) d(2)

これを元に、必要部品数などを把握するわけです。

例えば、製品Aを1単位生産するためには、b部品が4つ必要であるという
計算になります(下記算式)。

a部品の構成部品(1)+A製品の構成部品(2)+c部品の構成部品(1)

ここで、b部品の在庫数と発注残が6つであるとして、A製品を2つ生産す
る計画を立案したならば、b部品の所要量は2つという計算になります。

A製品(2)×必要単位部品数(4)−在庫量・発注残(6)

━━ 成功のためのポイント ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このように、計画した製品を、部品表と在庫量・発注残を使用して所要量を
算出する仕組みであるため、MRPシステム成功のためには、

(1)生産計画の精度向上
(2)部品表の整備
(3)在庫、発注残の正確な把握

がポイントとなります。

これらがしっかりしてないと所要量がまともに計算できなくなることは上記
のストラクチャー部品表の説明からも明らかですね。

CAD(※)等と共に、優秀なパッケージソフト(→第11回)が多く出回っ
てますので、導入を検討する場合、まずはパッケージソフトを検討してみる
のが良いでしょう。

(※)次回は、「CAD」について触れたいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■このメルマガは?■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメルマガでは、中小企業経営者の方々を想定して、IT・情報システム用
語をやさしく解説いたします。また、新人情報システム担当者、新人システ
ム・エンジニア、新人コンサルタント、学生の方々もお読み頂けます。

中小企業経営者の方々にとって、情報化は大きな問題でしょう。

しかし、「IT」等と言っても、よくわからない・・・。SCM、CRM、DSS、EC、
EDI、ERP、TCP/IP、SMTP、POP3等と、アルファベットの組み合わせがいっぱ
い出てきてわけわからない・・・。本当は、企業のトップとして旗振り役で
なければならないのに、若い奴らに任せている。

そんな、中小企業経営者の方々のために「少しでもお役に立てたら」という
思いで発行してます。

本メルマガは、「小難しい定義」と「やさしい解説」の2部構成です。

「小難しい定義」は、どこにでもありそうな、いわゆる用語説明です。

一方、「やさしい解説」は、小難しい表現(IT用語)を一切使わない解説で
す。また、「やさしい解説」中でやむなく使用したIT用語については、別の
号で別途解説していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は「MRP」でしたが、いかがだったでしょうか?

ところで、ホークスファンの私は13連勝で、「チョー、ゴキゲン」です。

それはともかく・・・(株)日本アプライドリサーチ研究所の「新しいビジ
ネスの創出に関する実態調査」(2004年1月)によると、

新しいサービスが成立する背景(個人消費者向け)
1位:高齢化(40.2%)
2位:健康意識の高まり(28.5%)
3位:趣味・レジャーなどに対する意識の高まり(26.7%)

新しいサービスが成立する背景(事業所・企業向け)
1位:情報技術(IT)の普及(27.7%)
2位:規制の強化(24.1%)
3位:規制の緩和(21.6%)

だそうです。
弊社はIT業界の端くれですので事業所・企業向けの1位の王道を行ってます
ね。この業界自体は1960年代からあるし、新しいものでも何でもないの
ですが・・。
そして、現在手がけている仕事が、個人情報保護関連の仕事です。つまり、
2位の「規制の強化」ですね。
意外と世の中の流れに沿っているみたいです。

一方、個人としてみてみると、「健康意識の高まり」に関して、私は最近サ
プリメント漬けになりつつありまして、飲んでいるサプリメントは、マルチ
ビタミン、ウコン、シジミエキス、イチョウ葉エキス、DHA、大豆ペプチド、
満点野菜、食物繊維、キトサン、ブルーベリー・・・・かなり飲みすぎです
ね。日々エスカレートしていきます。
また、「趣味・レジャーなどに対する意識の高まり」に関して、元々私はア
マチュアバンドでキーボードをやっておりましたが、最近は忙しく休止中、
その代わり、聴く方に徹するようになり、月当たり購入するCDの数は多いと
きには30枚を超えます(ジャンルはHR/HM)。CD店にいったい月何万円落
としているのでしょう・・。

これを見ていると、つくづく世の中の流れに逆らってないな、と感じます。
元々私は世の中の流れに逆らって生きていたつもりだったのですが・・。

では、また。

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行元:有限会社インフォバリュー
http://www.infovalue.co.jp/
発行者:代表取締役 福島雅規
melmaga@infovalue.co.jp
※ご意見、ご希望、ご相談等、お気軽にお寄せください

配信中止はこちら http://www.infovalue.co.jp/melmaga.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■


有限会社インフォバリュー
〒244-0003 横浜市戸塚区戸塚町138満洲屋ビル201号
TEL 045-864-1546