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中小企業経営者のための
サルでもわかる」やさしい
IT・情報システム用語解説


中小企業経営者のためにIT・情報システム用語をやさしく解説します。

2005年4月5日〜2006年5月16日 発行

目次

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中小企業経営者のための
「サルでもわかる」やさしいIT・情報システム用語解説

第 17 号(2005/8/9)
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こんにちは、インフォバリューの福島です。
今回は、「EOS」についてです。

■今日の用語■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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EOS(Electronic Ordering System)

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□(>_<)小難しい定義 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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自動補充発注システムのこと。異企業間で通信回線を介してデータ交換を行
うEDIの一種で、小売店の店舗の端末から入力された発注データを、通信回
線を通して本部や取引先のコンピュータに伝送して発注を行うシステムであ
る。EOSの導入により、小売店などの発注側のメリットとしては、(1)発注作
業の効率化が図れる、(2)迅速、容易かつ正確な発注が可能となる、(3)納期
を短縮できる、(4)在庫を最小化でき、不良在庫のリスクを軽減できる、な
どがあり、一方、卸売業など受注側のメリットとして、(1)受発注作業の効
率化、ミスの低減を図れる、(2)返品を低減できる、(3)在庫を適正化するこ
とができる、(4)受注データの活用により小売店支援が可能となる(リテー
ル・サポート)、(5)在庫管理、出荷管理、物流管理等のシステムと連動さ
せることが可能となる、などがある。
(※筆者の個人HP内コンテンツより転用)

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□(^_^)やさしい解説 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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━━ POSとEOSの関係 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

EOSは、CAD(→第14回)とCAM(→第15回)程の結びつきはないにしろ、
多くの場合POS(→第16回)と連動して使用されます。CADとCAMが兄弟だ
とすれば、POSとEOSは親友みたいな感じでしょうか?

CADとCAMは「Design」か「Manufacturing」かの違いだけであって、他は一
緒ですね。これはもう家族に他なりません。

一見、POSとEOSも「P」と「E」の違いだけであって、家族か?と思いがちで
すが、実は全然違います。

POSの「Point Of Sales」に対して、EOSは「Electronic Ordering System」
です。全然かぶってませんね。ただ仲が良いだけなのです。

ところで、POSには異母兄弟みたいなシステムがいます。ここでは敢えて詳
しく触れませんがPOSの「S」、「Sales」の代わりに「Production」が使わ
れているものです。これは製造業で使われているシステムなのですが、興味
がある方は別途調べてみて下さい。

━━ POSとEOSの強力タッグ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

話を戻しまして、この親友同士のPOSとEOSがタッグを組めばかなり強力です。

前回触れましたとおり、POSを導入することにより、単品ごとの売上動向や
在庫情報を即時に把握することができるようになります。

つまり、売上動向が把握できるので、「この商品はこのくらい在庫しておけ
ば良い」ということがわかります。また、どれだけ売れたかもリアルタイム
に把握できますので現在の在庫状況も把握できてます。そしたら、不足額も
簡単に計算できるわけです。

通常は、その不足額から発注残を差し引いて、更に、調達期間の予想売上数
量を加算した数量を発注しますね。

POSデータを使ってそういった計算をコンピュータが自動的に行い、EDI(※)
の仕組みを利用して、卸売業に自動発注します。

そのしくみがEOSです。

━━ EOS導入のメリット ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

EOSを導入することによるメリットは、「小難しい定義」の通りです。小売
側、卸売側双方にメリットがあります。上記のメリットに関する記述は別段
小難しくもないので、重複した説明は避けますが、受注側のメリットの「(4)
受注データの活用により小売店支援が可能となる(リテール・サポート)」
という点にだけ補足説明しておきます。

「リテール・サポート」という言葉はIT用語ではありませんので、ここでは
詳しくは採り上げませんが、つまりは「卸売業の小売業支援」のことです。
リテール=卸売業、サポート=支援、ですね。

小売業単体では自分の店の売上動向しかわかりませんので、どうしても販売
動向の予測の際、視野が狭くなりがちです。しかし、多くの小売業と取引し
ている卸売業は広い視野からの売上情報を所有してます。そこで、その情報
を活用して小売業を支援しようと言うわけです。EOSがあればその情報が自
動的に収集できますので更に精度の高いデータが活用できるわけですね。

(※)次回は、「EDI」について触れたいと思います。

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■このメルマガは?■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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このメルマガでは、中小企業経営者の方々を想定して、IT・情報システム用
語をやさしく解説いたします。また、新人情報システム担当者、新人システ
ム・エンジニア、新人コンサルタント、学生の方々もお読み頂けます。

中小企業経営者の方々にとって、情報化は大きな問題でしょう。

しかし、「IT」等と言っても、よくわからない・・・。SCM、CRM、DSS、EC、
EDI、ERP、TCP/IP、SMTP、POP3等と、アルファベットの組み合わせがいっぱ
い出てきてわけわからない・・・。本当は、企業のトップとして旗振り役で
なければならないのに、若い奴らに任せている。

そんな、中小企業経営者の方々のために「少しでもお役に立てたら」という
思いで発行してます。

本メルマガは、「小難しい定義」と「やさしい解説」の2部構成です。

「小難しい定義」は、どこにでもありそうな、いわゆる用語説明です。

一方、「やさしい解説」は、小難しい表現(IT用語)を一切使わない解説で
す。また、「やさしい解説」中でやむなく使用したIT用語については、別の
号で別途解説していきます。

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■編集後記■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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昨日、郵政法案が参議院で否決されましたね。
私個人は、郵政民営化に関しては賛成なのですが、やはり小泉首相のあのや
り方にはどうしても納得できません。
長年の主張を実現するときがきたとはいえども、あのやり方では、例え解散
総選挙で国民に問うたところで、本来賛成であったとしても支持するわけに
はいかないですよねぇ。

それはともかく、このメルマガ、近々ちょっと形を変えるかもしれません。
双方向性を考慮してブログと連動した形にしようかと考えてますが、詳細は
検討中です。

え?「ブログ」って何か?
そうですねぇ、ブログもそのうちこのメルマガで採り上げなければなりませ
んねぇ。

では、また。

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発行元:有限会社インフォバリュー
http://www.infovalue.co.jp/
発行者:代表取締役 福島雅規
melmaga@infovalue.co.jp
※ご意見、ご希望、ご相談等、お気軽にお寄せください

配信中止はこちら http://www.infovalue.co.jp/melmaga.htm
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中小企業経営者のための
「サルでもわかる」やさしいIT・情報システム用語解説

号外(2005/8/9)
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いつも弊社のメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
先ほど発行した「EOS」に関する「やさしい解説」の文中に誤りがありまし
たので、お詫びと訂正をいたします。

■訂正箇所
「EOS導入のメリット」の項、「リテール・サポート」の説明本文

【誤】リテール=卸売業
【正】リテール=小売業

となります。

お詫びついでに、私の個人HPに掲載している「リテール・サポート」の解説
を下記に追加しておきます。

■追加の用語■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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リテール・サポート(retail support)

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□(>_<)小難しい定義 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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主として卸売業が小売業に対して行う経営支援のこと。特に消費財中小卸売
業においては、得意先中小小売業の売上を回復させるための支援活動が緊急
の課題となっている。そのためには、得意先中小小売業の情報技術の導入を
支援し、POSデータや在庫データ等を入手、分析することにより、最適な品
揃え、最適な売場配置、最適な棚割等についての提案を行い、売場における
需要創造のための支援を行う必要がある。

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発行元:有限会社インフォバリュー
http://www.infovalue.co.jp/
発行者:代表取締役 福島雅規
melmaga@infovalue.co.jp
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