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中小企業経営者のための
「サルでもわかる」やさしいIT・情報システム用語解説
第 20 号(2005/8/30)
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こんにちは、インフォバリューの福島です。
今回は、「OSI参照モデル」についてです。
■今日の用語■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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OSI参照モデル(OSI reference model)
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□(>_<)小難しい定義 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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異機種間のデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針「OSI」
に基づいて、国際標準化機構(ISO)が制定した計算機や端末間のネットワ
ークプロトコルの階層化モデル。物理層、データリンク層、ネットワーク層、
トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層、アプリケーショ
ン層の7層に分けられる。
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□(^_^)やさしい解説 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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━━ はじめに ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は、「OSI参照モデル」ですが、これを本気で解説しようと思えば本1
冊書けてしまいます。また、OSI参照モデルは7つの層に分かれてますが、
このメルマガは技術者向けではありませんので、このメルマガの想定読者が
それぞれの層の意味を詳細に把握する必要もないと思いますので、今回も例
によって例えを使って「なんでプロトコル(→第19回)を7つの層に分け
る必要があるのか」について解説します。
━━ 例:出前(周注文手続) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では早速、前回の出前の例えを使って考えてみましょう。
中華料理店のお品書きにこんなことが書かれてました。
【注文の際の手順】
(1)XXX−XXX−XXXXに電話をする。
(2)店主が電話に出る。
(3)注文主は「もしもし」という。
(4)店主は「注文をどうぞ」という。これをもって通信が確立した合図と
する。通信か確立しない場合「受け付けることができません」と返す。
(5)注文主は注文の料理を列挙する。注文品以外の言葉は受け付けない。
もし、注文品が複数ある場合は「と」で区切る。
(6)注文品の列挙が終わったら注文主は「以上」と言う。
(7)店主は合計金額を次のように返す。「<金額>円となります。よろし
いですか?」
(8)注文主はそれでよい場合「はい」と言い、(9)へ進む。「いいえ」
と言った場合、(5)に戻る。また、「はい」「いいえ」以外の場合、
「受け付けることができません」と店主が返し、終了する。
(9)その後、注文品は30分以内にバイクで配達する。その際注文主は金
額を支払うことにより注文品を受け取ることができる。
中国人店主の名前は周さんです。
そこで、周さんはこれを「周注文手続」と名付けました。
━━ 仲間の参戦 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本語を覚えようとしない周さんはこんなこと思ってます。
「細かく注文手順を規定しているからこそ異国の地でも言葉を知らなくても
商売できるあるよ。」
その噂を聞きつけた母国の料理人仲間は興味津々です。
「その『周注文手続』、いいあるね。私もマネしたいあるよ。」
そんなことを言ってくる料理人が3人現れました。
張さん、陳さん、王さんの3人です。
でも、張さんはこんなこといってます。
「ワタシ、日本人嫌いあるよ。でもニンジャは好きあるよ。ニンジャは『狼
煙』で通信すると聞くあるよ。だから、電話じゃなく狼煙で注文受けるある
よ。」
陳さんはこんなこといってます。
「ワタシ、誇り高き中国人あるよ。日本で商売しようが、中国語での注文し
か受けないあるよ。」
王さんはこんなこといってます。
「中国人の象徴は自転車あるよ。バイクの配達はダメあるね。自転車で配達
するあるね。」
そんなわけで、3人の主張が微妙に異なっており、「周注文手続」をそれぞ
れちょっとずつ変えないと使えません。
━━ 仲間への対応 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そんなわけで、周さんは「周注文手続」を以下の3つに分けました。
(1)〜(2):「周電話通通信手続」
(3)〜(8):「周日本語注文手続」
(9) :「周バイク配達手続」
これにより、電話じゃなく狼煙を使いたいという張さんには、「周日本語注
文手続」と「周バイク配達手続」はそのまま使ってもらい、「周電話通通信
手続」は少しこれを変更して「周狼煙通通信手続」を使ってもらうことにし
ました。
また、同様に、日本語じゃなく中国語で注文を受けたいという陳さんには、
「周電話通通信手続」と「周バイク配達手続」をそのまま使ってもらい、
「周日本語注文手続」を少し変更して「周中国語注文手続」を使ってもらう
ことにしました。
同様に、バイクじゃなく自転車で配達したい王さんには、「周電話通通信手
続」と「周日本語注文手続」はそのまま使ってもらい、「周バイク配達手続」
は少し変更して「周自転車配達手続」を使ってもらうことにしました。
━━ 細かく分ける意義 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このように細かく分けることにより、使用者の都合に合わせて応用できるよ
うになるわけです。
製造業の方はちょっと考えてみて下さい。単に標準化して部品化・モジュー
ル化しているだけの話であり、この考えは別にコンピュータの世界だけのも
のじゃないですね。
コンピュータの世界に話を戻して考えてみましょう。
TCP/IP(※)って聞いたことありませんか?
インターネット(→第2号)の接続設定をした際などに出てきたのではない
かと思います。このTCP/IPとはインターネットで標準的に用いられているプ
ロトコルで、OSI参照モデルに当てはめると、ネットワーク層とトランスポ
ート層に対応してます。次回はそれについてもう少し細かく解説したいと思
います。
(※)次回は、「TCP/IP」について触れたいと思います。
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■このメルマガは?■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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このメルマガでは、中小企業経営者の方々を想定して、IT・情報システム用
語をやさしく解説いたします。また、新人情報システム担当者、新人システ
ム・エンジニア、新人コンサルタント、学生の方々もお読み頂けます。
中小企業経営者の方々にとって、情報化は大きな問題でしょう。
しかし、「IT」等と言っても、よくわからない・・・。SCM、CRM、DSS、EC、
EDI、ERP、TCP/IP、SMTP、POP3等と、アルファベットの組み合わせがいっぱ
い出てきてわけわからない・・・。本当は、企業のトップとして旗振り役で
なければならないのに、若い奴らに任せている。
そんな、中小企業経営者の方々のために「少しでもお役に立てたら」という
思いで発行してます。
本メルマガは、「小難しい定義」と「やさしい解説」の2部構成です。
「小難しい定義」は、どこにでもありそうな、いわゆる用語説明です。
一方、「やさしい解説」は、小難しい表現(IT用語)を一切使わない解説で
す。また、「やさしい解説」中でやむなく使用したIT用語については、別の
号で別途解説していきます。
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■編集後記■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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先週と昨日までは、社内のパソコンやネットワークでトラブル続きで、まる
で仕事にならず、先週末は徹夜でした。結局36時間寝ることができず、ひ
とりで24時間テレビの1.5倍でした(涙)。
具体的には、まず先週末パソコンが再起不能になり、何とか徹夜して復活さ
せましたが、今週初めまた社内ネットワークがダウンしてしまい、結局ルー
タを新しく買い直し復活させました(ほんのさきほど)。結局ルータが壊れ
ていたみたいです。
しかし、ルータ、最近は安いですね。3年半前、2万5千円くらいで買った
ブロードバンドルータが今は4千円くらいで売ってます。ついでに、復活し
たとはいえども買い換えるいい機会なのでパソコンも買い換えることにしま
した。5万円なのにかなりの高スペックです。
明日くらいにパソコンが届く予定ですが、業務に支障を来さないように、届
いたら夜を徹して移行作業です。しかし、こういう前向きな作業なら仮に徹
夜になっても全然つらくないですね。でも、徹夜なんかしたくないからなる
べく早く作業してしまおう。いやはや新しいパソコンが来るのが楽しみです。
では、また。
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発行元:有限会社インフォバリュー
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発行者:代表取締役 福島雅規
melmaga@infovalue.co.jp
※ご意見、ご希望、ご相談等、お気軽にお寄せください
配信中止はこちら http://www.infovalue.co.jp/melmaga.htm
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