■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
中小企業経営者のための
「サルでもわかる」やさしいIT・情報システム用語解説
第 29 号(2005/11/1)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
こんにちは、インフォバリューの福島です。
今回は、「Java」についてです。
■今日の用語■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Java
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□(>_<)小難しい定義 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Sun Microsystems社が開発したオブジェクト指向言語。言語仕様はC++に近
い。当初は家電製品用に開発されたが、インターネットの分野で広く普及し
た。「Write Once, Run Anywhere」というキャッチコピーを掲げ、ハードウェ
アやOSを区別せず動作することが最大の特徴である。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□(^_^)やさしい解説 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━ どこでも動くJava ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
JavaはSun Microsystems社が開発したオブジェクト指向(※)言語(→第8
号)です。
数あるプログラム(→第9号)言語の中で、今現在一番勢いがある言語と言
えるでしょう。
その最大の特徴はハードやOS(→第26号)を選ばないことが挙げられます。
今までのプログラム言語は、基本的には特定のハードやOS上でしか動きませ
んでした。従って、アプリケーション(→第28号)も特定のハードやOS上
でしか動きませんでした。
ところが、Javaは、「Write Once, Run Anywhere」、つまり、「一度プログ
ラムを書けば、どこでも動く」と言うわけなのです。
Javaの普及の原因は、この「どこでも動く」ということが、様々なコンピュ
ータと接続されているインターネット(→第2号)と相性が良かったからで
しょう。
━━ Javaの仕組み ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では、それをどんな方法で実現しているのでしょうか?
それほど難しい仕組みではありません、中間に翻訳家を置いて実現している
だけです。
例えば、Windowsで動かす場合は、Windows用に翻訳してくれる翻訳家を、
Macで動かす場合は、Mac用に翻訳してくれる翻訳家を配置することにより実
現してます。
━━ 翻訳家のJava VM ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もっとわかりやすい例えを提示しましょう。
ある日、宇宙人が攻めてきました。
地球を侵略されるわけにはいきませんので、国や宗教を超えて世界中が一致
団結して戦わなければなりません。
そんなわけで、多国籍軍が編成されました。
その中に、日本人兵士とイラク人兵士とフランス人兵士がいる部隊がありま
した。その上官はアメリカ人です。
宇宙人がいよいよ迫ってきました。攻撃しなければなりません。
上官が「Shoot an enemy!」と命令をしました。
しかし、兵士は動いてくれません。命令がわからないのです!!
多国籍軍を編成するにあたり、こういった言葉の壁は絶対に超えなければな
りません。
そんなわけで、英語→日本語の翻訳家、英語→アラビア語の翻訳家、英語→
フランス語の翻訳家を配置することにしました。
これで、上官は、言葉を気にすることなく英語で命令を行うことができるよ
うになりました(ただし、いちいち翻訳する必要があるのでちょっと機動的
ではない、微妙なニュアンスを含んだ命令ができないという問題があります
が・・)。
━━ Javaの問題点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
これが、まさにJavaの仕組みです。当然、ここでいう英語はJava、日本人、
イラク人、フランス人はハードやOSです。
また、翻訳家に当たるものをJavaでは「Java VM」と呼んでます。「VM」は
「Vertial Machine」つまり、「仮想機械」のことです。従って、「翻訳家」
というより、より正式には「Javaを直接理解できるようにコンピュータ上に
バーチャルに作られたコンピュータ」と言えるでしょう。
このように、JavaはハードやOSを意識する必要がなくなったのはよいのです
が、いちいち翻訳しなければならないので、何しろ遅いのです。また、あん
まり小難しいことができないという欠点もあります。
ただし、それらの欠点を克服する方法も現在開発されてます。興味がある方、
さらに詳しく調べてみてください。
(※)次回は、「オブジェクト指向」について触れたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■このメルマガは?■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメルマガでは、中小企業経営者の方々を想定して、IT・情報システム用
語をやさしく解説いたします。また、新人情報システム担当者、新人システ
ム・エンジニア、新人コンサルタント、学生の方々もお読み頂けます。
中小企業経営者の方々にとって、情報化は大きな問題でしょう。
しかし、「IT」等と言っても、よくわからない・・・。SCM、CRM、DSS、EC、
EDI、ERP、TCP/IP、SMTP、POP3等と、アルファベットの組み合わせがいっぱ
い出てきてわけわからない・・・。本当は、企業のトップとして旗振り役で
なければならないのに、若い奴らに任せている。
そんな、中小企業経営者の方々のために「少しでもお役に立てたら」という
思いで発行してます。
本メルマガは、「小難しい定義」と「やさしい解説」の2部構成です。
「小難しい定義」は、どこにでもありそうな、いわゆる用語説明です。
一方、「やさしい解説」は、小難しい表現(IT用語)を一切使わない解説で
す。また、「やさしい解説」中でやむなく使用したIT用語については、別の
号で別途解説していきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ゆく川の流れは絶えずして・・・月日が経つのは早いものです。もう11月
になってしまいました。
つい先日まで夏だった気がしますが、もうすぐ冬です。
ところで話は変わって、昨日、Webサーバーのホスティング契約を見直して、
某大手キャリアから、某ベンチャー企業へ契約を変更しました。
金額はこれまでの5分の1となり、大幅なコストダウンです。また、安くなっ
たにもかかわらず、使える機能も、サーバーの容量も大幅に増えました(メ
ールアカウントは減りましたが・・)。
しかしいちばん驚いたのは、手続きやサポートが恐ろしく素早く丁寧なこと
です。契約をする前に何点かメールで質問をしたのですが、返答はほんの2
分程度で返ってきます。しかも、全く手を抜かれてません。
契約前に、不明確な点はすべて納得いくまで質問したので、完全に納得した
上で契約できました。しかも、契約後の手続きも素早く、ほんの10分程度
で新しいサーバーが使えるようになりました。
あまりにもすばらしい対応でしたので、宣伝しておきます。
レンタルサーバーが月々たったの1050円から使えます。
Xbit(http://www.xbit.jp/)
決して私はその会社の回し者ではないですよ(笑)。
弊社も、対応の素早さと丁寧さには絶対的な自信があります。従って、こう
いう会社は基本的に私は大好きなのです。中小企業の強みはサポートの丁寧
さ、ベンチャー企業の強みはスピードですね(弊社はベンチャーではありま
せんが)。前も似たようなこと話しましたね・・。
ところで、またもや編集後記で今まで採り上げてない用語をいっぱい使って
しまいました(Webサーバー、ホスティング、キャリア、メールアカウント、
レンタルサーバー・・)。あくまでも、説明してない用語は本文で使わない
のが原則なので編集後記は対象外なのですが、そのうちそれらの用語も説明
します。意味がわからなかった方、すみません!!
では、また。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行元:有限会社インフォバリュー
http://www.infovalue.co.jp/
発行者:代表取締役 福島雅規
melmaga@infovalue.co.jp
※ご意見、ご希望、ご相談等、お気軽にお寄せください
配信中止はこちら http://www.infovalue.co.jp/melmaga.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
|